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樹脂シートの重なりで空間に彩りを与える

荒川技研工業さんの金具「アラカワグリップ」を用いた吊り下げ式パーテーションの提案。
「アラカワグリップ」はワイヤーに挿入して用いることで、様々なものを簡単に吊ることができる金具で、アクリルなどの飛沫感染防止パネルを天井から吊るすことにも適している。

今回の展示ではパネルを天井から直接吊り下げず、ピクチャーレールを吊り下げてそこにパネルを取り付けていく方法をとることで、取付・取り外しの自由度を高めると共にパネル同士の重なりで空間に彩りを与えることを考えた。

全体に薄く色を印刷することで半透明状のパネルとし、パネル同士の重なりが多いほど不透明度が上がるようにしている。
また、設置場所や用途に応じて様々なサイズのパネルを用いることができるように、全体を不規則なデザインとしている。