食品業界で廃棄される未活用材と天然ゴムを融合した自然素材
rebbur
ゴムと言えば、元々はゴムノキの樹液から作られる「天然ゴム」のことを差していたが、現在主流となっている合成ゴムにより、ゴムは「化学物質」という印象が強い。
「rebbur」は天然ゴムに自然材料を混合する素材開発プロジェクトで、従来は避けられていた、変色や劣化することを受け入れ、より自然で親しみやすいゴム素材を目指した。
天然ゴムに合わせる自然材料は、食品業界で廃棄される「海苔の端材」「お茶の端材」「卵の殻」といった未活用材を選定し、まずは3種類の素材を開発した。
また、rebbur素材を用いた製品として、床やテーブルを傷つけず、落としても割れない、中身がこぼれづらいゴムプランターもデザインした。