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折り畳み式衝立のような扉をもつキャビネット

衝立は部屋を仕切るという本来の使い方以外に、部屋の端に立てて背後の物を隠す目的で使われることがある。その使い方を家具に置き換えることで、衝立としてもキャビネットとしても機能する曖昧な家具が生まれた。

また、背板がないため家具を裏返して置くとオープンシェルフとしても使用できる。部屋と家具との関係性に着目し、部屋のどこにどのように置くかで用途や機能が変化するようにデザインした。